いまだからこそ、未来がほしい。 〜被災地シンポジウムが開催されます〜

村上 裕

こんにちは。
ゲイの心理カウンセラー村上裕です。
季節はすっかり秋の気配。
虫の音が、優しく心を癒してくれる季節です。
皆さんは、いかがお過ごしですか。

2011年3月11日から、2年半が過ぎました。
プロフェッショナル心理カウンセラーとして私が所属する全国心理業連合会では、震災が起こってから今日までずっと、被災地での心のケア活動を続けてきました。
(チームジャパン300:http://teamjapan300.net/
活動を始めてから2年以上のあいだ、毎週、心理カウンセラーが被災地に行き続けてきました。
春、夏、秋、冬、それを、ふためぐりと半分。

東京では、2020年に東京オリンピックが決まりました。
高い経済効果をもたらすと予想されるこの朗報で、日本はだんだんと盛り上がっています。
メンタルトレーニングを受けたオリンピック選手が金メダルを獲得する、というこれまでの実績から、オリンピックをひとつの合言葉にカウンセリング、メンタルトレーニングは加速度的に成熟していくでしょう。
心理カウンセラーとして、心から楽しみなこれからです。

ある日、福島県にいる友人が、私に言いました。

「東京では、オリンピックが決まったんだね。
 じゃあ、私達は忘れられちゃうね。」

私は、何も言うことができなかった。
同じ思いを、私も感じていたから。
彼女は、去年子どもを産んだ、お母さんです。

東京で暮らしているとね、なんだか、震災がもう過去の出来事になっているように感じます。
もう、終わったできごとであるかのような。
この東京の街で笑いあう人々の目には、もう、被災地や震災は、映っていないような。
ときどきそれが、たまらなく孤独になる。


私は今までずっと、心理カウンセラーとして被災地に行くことができませんでした。
被災者である自分。
心理カウンセラーである自分。
その両方が、なんだか上手に共存しなかった。
けれど、このシンポジウムが開催されるから、やっと行くことができる。

今、被災地では、そこに住む人々には、未来が見えなくなっています。

だからこそ、今、未来がほしい。

この、心理カウンセリングシンポジウムは、きっと、未来を見せてくれる。
今、この瞬間の被災地を知ってくださる方々が増えるごとに、その未来は確かなものになっていく。

だから、みなさんにも、被災地の今を知ってほしい。
被災者と呼ばれる人々の、私達の、こころを知ってほしい。


29日と30日、皆さまと会場でお会いできることを、心から、お待ちしています。


心理カウンセラー
村上裕

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「いま、心のチカラになること 全心連 心理カウンセリングシンポジウム in 東北」
http://www.mhea.or.jp/seminar/seminar_09.html

●日時および場所:
・10月29日(火)13:00〜17:00
・宮城県仙台市 TKPガーデンシティ仙台勾当台(約100名収容)
・10月30日(水)13:00〜17:00
・岩手県釜石市 釜石市青葉ビル(約50名収容)

●参加資格および対象
・一般来場者の方、企業・教育関係者
・全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー
・および認定教育機関受講者
・産業カウンセラー
・メンタルケア学術学会学会員

●入場費・参加費:無料

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Posted by村上 裕

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