あなたもわたしも大丈夫じゃないけど、わたしたちは、自分が大丈夫じゃないことを知っているから、大丈夫

日記
01 /12 2011
人生の試練と呼ぶしかないような酷い出来事は、予告も前触れもなくやってきて心をめちゃくちゃにする。
過去の傷を思い出させて痛みを与えたり、これからの未来に続く傷を深く刻みつけたりする。
それはとても苦しくしんどいことで、表情を奪い、感情を失わせる。

でも、人生の試練は、人生の岐路でもある。

新しい価値観を与え、見えなかった道をみせ、これまでの人生で築いてきたものが何なのかを教えてくれる。
痛くて痛くてどうしようもなくても、ほんの少し顔をあげるだけで、そういうものはちゃんと見える。
どうせ悩むなら、うつむいて悩むより、月を見上げながら悩みたい。

大切なのは、ひとに助けを求めることだ。

応えて貰えないかもしれない。
助けて貰えないかもしれない。
そんなふうに怖くなるだろう、きっと。もう痛いのは嫌だから。
でも、自分の手を伸ばさないと、自分に向けてくれている誰かの手もつかめない。

いま生きているということは、いままで生きてきたということは、必ず誰かが自分に手を差し伸べてくれているということだ。
忘れていたり、気づいていないだけで。
お互いを知り合い、時間や出来事を共有し、絆を結んできたひとが必ずいる。

心の準備なくとつぜん現れた酷い出来事にいためつけられ、それでも踏ん張っているだけで、もう、いつも以上にがんばっているんだから、それ以上がんばることは無い。
友達や、家族や、恋人に、助けてもらっていい。

助けてくれる誰かは、そこに居るだけで勇気をくれる。
そのことばは、気づかなかったことに気づかせてくれる。
にぎったてのひらの体温は、あたたかさをくれる。
なんだかもうしんでしまいたくなったって、それでもいきるちからをくれる。

前触れなくあらわれた人生の試練は、じぶんひとりで頑張り過ぎなければ人生の岐路に変わる。
だから大丈夫。
僕も君も大丈夫じゃないけど、僕たちは、自分が大丈夫じゃないことを知っているから、大丈夫。
僕にも君にも、手をつかんでくれる誰かがいることを知っているから、大丈夫。

僕も、君も、僕達も、君たちも。
幸せにも不幸にもなれる。
どっちを選んでもいい。

だから、どうせなら幸せになろう。

幸せに、生きていこう。

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村上 裕

【 ごあいさつ 】

はじめまして。
2007年に創業した、カウンセリングルームP・M・R代表の、ゲイの心理カウンセラー村上裕と申します。

性自認は男性。
セクシャリティはゲイ(男性同性愛者)です。

ゲイの心理カウンセラーではありますが、セクシャリティの枠にとらわれず、いろんな方からのご相談をお賜りしています。
ゲイの方から心理カウンセリングのご依頼を頂くことが多いのは事実ですが、
レズビアンの方、
トランスジェンダーの方、
クエスチョニングの方、
ゲイのご家族(妻、親御様、兄弟姉妹)の方、
ゲイに全く関わりのない方、
からのご相談も頂いています。

皆様、ありがとうございます。


もしも、カウンセリングやカウンセリングルームP・M・Rの活動にご関心を持って頂けたなら カウンセリングルームP・M・R とインターネット検索をして頂くか、下記URLをご参照下さい。
 
●カウンセリングルームP・M・R
http://www.pmr-co.com/


今日もまた、心理カウンセリングを求める方から、カウンセリングルームでご相談を聴かせて頂いています。
どうぞ、お気軽においでくださいね。


ひとを傷つけ、時に死に至らしめるような残酷さと、
苦しみの底に居る人の、生きる支えになるような暖かさ。

その両方を持っているのが人間だと思います。
そして、そんな人間といういきものが、私は本当に大好きです。


※これをご覧くださった誰かがお声をかけてくださらなくても、私のブログやWEBサイトが、生きることが楽しくなるような、充実した時間を過ごせるような、そんなきっかけになることを目指しています。


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